ALC
ALCとは、《Autoclaved Lightweight aerated Concrete》(高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)の頭文字をとった名称で呼ばれる建材で、高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートです。ALCを適切な補強材で補強したものがALCパネルです。 ALCパネルには、厚さ75mm以上の厚型パネルと75mm未満の薄型パネルがあり、豊富なパネル種類・仕様があります。 鉄骨造、鉄筋コンクリート、木造等の建築物の外壁、間仕切壁、屋根、床などに使用され、戸建住宅、集合住宅、商業施設など幅広い建築物に耐火性・断熱性・軽量性・遮音性等に優れる建材として採用されています。
鉄筋コンクリート造マンション
ALC厚型パネルの種類(クリオン製品)
外壁用ALCパネル DSパネル、DSコーナーパネル、DDDパネル、SGパネル、BSパネル、BSコーナーパネル、SLパネル、インビジパネル、出窓システムパネル、PAパネル(※1)、コーナーパネル(※1) 間仕切壁用ALCパネル DSパネル、DDDパネル、SGパネル、PAパネル(※1)、クリオンパネル(※1) 屋根用・床用ALCパネル クリオンパネル、晴舞台(※2) ※1 現場後設置パネル ※2 床専用パネル
工場埋設アンカーパネル(DSパネル、DDDパネル(クリオン㈱製品)
補強筋に堅固に溶接固定されたパネル取付用のアンカーを埋設したパネルです。 東北地方太平洋沖地震において高い耐震安全性が改めて実証されています。一般的な中低層建築物から超高層建築物まで、安全・安心をお約束いたします。 外壁ではCDR構法(縦壁ロッキング構法)・ハイパワーウォール(二次壁ロッキング構法)・横壁アンカー構法に適用できます。また、間仕切壁ではPR構法、CDR構法、横壁アンカー構法に適用されます。 工場でアンカーが埋設されているため、施工現場での施工効率が大幅に向上します。
現場後設置アンカーパネル(PAパネル(クリオン㈱製品)
パネル長辺小口にアンカー挿入用の穴が開けてあり、現場にてパネル取付用のアンカーを設置するパネルです。 高さ31m以下の中低層建築物の外壁および間仕切壁を対象とするパネルです。外壁の対象風圧力は、+2,400N/m2以下、-1,600N/m2以下となっています。 外壁では、CDR構法(縦壁ロッキング構法)・横壁アンカー構法に適用できます。また、間仕切壁では、PR構法、CDR構法、横壁アンカー構法に適用できます。